アニメレビュー「ワンピース FILM GOLD」

  • タイトル:ワンピース FILM GOLD
  • 上映時間:120分
  • 公開年:2016年
  • 興行収入:51.8億円
  • 監督:宮元宏彰
  • 内容:新世界の“怪物”が動き出す!!! 物語の舞台は、世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集う、世界最大のエンターテインメントシティ“グラン・テゾーロ”。そこでルフィたちの前に現れたのは、金の力で世界政府ですら容易く動かし、天竜人をも懐柔する絶対的な権力を持つ“黄金帝”ギルド・テゾーロ。豪華絢爛な街の裏ではテゾーロによる圧倒的な支配が渦巻き、ルフィたちはなすすべもなく街の非情なルールに飲み込まれていく。そんな中、テゾーロから天竜人への「史上最高額の天上金」の存在が明らかとなり、その支配力は世界を揺るがすほどの暴走を始めていた。遂に動き出した新世界の“怪物”に、ざわめき始める世界政府、そして革命軍——。「自由とは、支配とは」この海を制するための答えを求め、ルフィたちの信念を賭けた闘いが幕を開けようとしていた。


おはこんばんちは!SEALと申します。GWもそろそろ終わりますね。寂しい限りです。現実世界で頑張るためにまたワンピース映画観て元気をもらいました!今回はFILMGOLDのレビューとなります。

一言で言うなら、豪華絢爛ゴージャスな映画です。今回も色んな芸能人の方がキャストとして参加していますが、カリーナ役の満島ひかりさん、バカラ役の菜々緒さんがメインキャラの声を当ててくれています。他にも三村マサカズさんやケンドーコバヤシさんも、敵の幹部の声を当ててくれています。ちょっとしたサブキャラで以前金獅子のシキを演じていた竹中直人さんも参加していました。特別出演みたいな感じでしょうか⁉️敵のボスはベテラン声優の山路和弘さんが演じてくれているので、そこはいつも通りに盤石でしたね。

今回の悪役のギルド・テゾーロについてですが、やってることはいかにも純粋な悪って感じでクロコダイルにも通ずる悪役っぷりだと思いました。ですが作中に少し流れるテゾーロの過去が少し気になりました。気になったというのはもう少し知りたかったという意味です。テゾーロには昔に愛した女性がいて、テゾーロと女性は天竜人の奴隷だったという過去が描かれています。なかなかに壮絶な過去がありそうですが、映画の中ではあっさりとしか表現されていませんでした。この過去がすごく気になります😅どこか別の媒体で語られているんでしょうか。気になりますねー。

そして恒例のバトルシーンについてですが、今回もド派手で良かったと思います。キャラクターの鬼気迫る表情が良かったです。テゾーロが巨大な黄金の像に搭乗してロボットを操っているような感じも、ワンピースっぽくて良いと思いますが、生身の肉弾戦のバトルももう少し描いてほしかったですね。テゾーロは筋骨隆々のキャラではないのですが😅テゾーロの部下のバカラは、「ラキラキの実」で敵の運気を吸い取る設定ですが、これはちょっと使い方を間違えなければ強すぎるんじゃないかなーと、個人的には感じました。ラキラキの実‥敵となったら恐ろしい能力ですし、ちょっとチート過ぎますね(笑)

海軍のキャラもまだ原作にも登場していないのに、先駆けて茶トンや桃兎が少し出てきます。桃兎に至ってはセリフすらないですが、しっかりこの時点で設定まで設けてあるみたいです。私は、桃兎の横乳に見とれてしまいました(笑)カリーナもバカラもそうですが、ワンピースの女性キャラは全員爆乳ですね(笑)CPのロブ・ルッチや革命軍のサボも、申し訳程度に登場します。互いに拳を交えるところは描かれましたが、戦闘シーンは描かれず。決着はつかず互角だったようですね。色々深ぼって見たいシーンが数多くありましたが、すでにこれでも上映時間は120分と歴代最長なので、泣く泣くカットされたのかもしれませんね。もしディレクターズカットみたいな感じで後から出るなら、テゾーロの過去とルッチVSサボを描いて欲しいです(笑)

そして今回の映画で、ルフィのギア4が銀幕デビューとなりました。ルフィの形態変化ではギア2が1番好きなんですが、ギア4って人気的にはどうなんでしょうかね笑、弾む男(バウンドマン)はビジュアル的には強そうなんですが、やはり見た目が変わり過ぎて賛否があるんじゃないかなーと思っています。スネイクマンもそうですが、ゾオン系並の形態変化だなぁ、と個人的には感じてます😅好きな方いたら申し訳ありませんが💦

ともあれ、今回もルフィが大技でテゾーロを最後にはぶっ飛ばしてくれるので気持ちよかったです!そして、もうワンピース映画といったら恒例となる劇場版衣装もクール&セクシーなので大満足でした。カジノのドレスコードだったりスパイのような衣装だったり。色々フィギュアだったりグッズ展開も毎回されているので、そういった面での楽しみ方もありますねー。

ゲストキャラのカリーナはナミの泥棒時代のライバルキャラみたいな感じですが、このキャラも劇場版だけだともったいないキャラだと思いました。背景や過去もしっかりと描けばすごく人気キャラになりそうです。原作以外でもワンピースの世界では色んなキャラクターが誕生していますが、原作に逆輸入されたキャラクターっていなかったと思います。なんかもったいないですよねー😅

今作もクオリティが高くて面白い映画となっています。しっかりと物語としての伏線とかも丁寧に描かれたりしているので、ストーリーも良かったと思います!興行収入的には前作のZよりも下がってしまいましたが、個人的にはGOLDの方が映画としては完成度が少し高いように思います。やはりワンピースの映画はキャラクターが魅力的なので、2時間の中ではキャラクターの全てを描くのは難しいですね。悪役が魅力的なのがワンピースの良いところだと思ってます。今作も現時点でAmazonプライムで視聴可能となっております。よかったら見てみてください!

ではまた👋

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