ゲームレビュー「undertale」

本記事はネタバレは含まないように努力しています(笑)


おはこんばんちわ!SEALと申します。

年末年始のマイニンテンドーストアのセールで「undertale」が安くなっていたので、この度購入してプレイしました!

ゲームの概要

本ゲームは、アメリカのドビー・フォックスさんという方が主に1人で開発したインディー作品となっております。

日本の名だたるゲーム(MOTHERシリーズや東方シリーズ、女神転生等)の影響を受けており、日本人でもすんなりと馴染むことができると思います。

私がundertaleをプレイして思ったのは、やはりMOTHERシリーズの空気感が随所に感じられる点、そして今までに無いRPGの常識を覆すような驚きを感じました。

私ぐらいの年代の人間は、RPGといえばドラクエやFFにあげられる、敵を倒して冒険するものとして捉えている人が多いと思いますが、undertaleでは、大きく目の前の敵を倒すのか、見逃すのか、選択する事ができます。これって結構今まであるようで無かった要素だと思うので、個人でこんなRPGを作れるんだって事に、まずは驚きました。敵を倒すのか倒さないのかによってストーリーが分岐しますし、ボス戦に関してはただの戦闘ではなく、それぞれに工夫や仕掛けがあって楽しめます。RPGですけどシューティング要素やアドベンチャー要素があって、毎回ボス戦は違う演出が待っています。

グラフィックの一部を除きすべて1人で開発しているとのことですが、ストーリーや戦闘、キャラクター一人一人のセリフに関しても開発者のトビー・フォックス氏の個性が感じられますね。かなりMOTHERシリーズの影響を受けているなー、と細かいところで感じられます。

オープニングからエンディングまでは、ゲームに慣れた人なら4〜5時間でクリアできると思われます。ここはボリューム不足と捉える人もいるかと思われますが、私にはちょうど良い長さと感じましたし、マルチエンディングなので、周回プレイが前提だと考えるともう少しプレイ時間はかかります。

良かった点

システムやグラフィックは昔懐かしい往年のスタイルと思いきや、戦闘の仕方や演出面では今までに無い斬新なアイデアで溢れていますね。これはここで紹介するよりプレイしてもらった方が良いと思いますが、単なるRPGにはまることの無いドビー・フォックス氏の独創的な世界が広がっています。MOTHERシリーズの空気感は否定できませんが、これの空気感や雰囲気は個人が開発したゲームとしては賞賛に値すると思います。いわゆる勧善懲悪の物語では無いところがゲームに深みを与えていると思います。

それぞれの戦闘だったりイベントを彩る音楽は、大作RPGにも劣らないほどのクオリティを感じました。むしろトビー・フォックス氏は作曲面の才能が1番優れているんじゃないかと感じるほどです。日本のゲーム(ポケモンの剣盾やスカバイ等)にも楽曲提供の実績があるらしく、音楽にも是非注目してほしいです。

気になった点

トビー・フォックス氏は日本の東方シリーズにも影響を受けているので、戦闘にはかなり弾幕シューティングの要素が関わってきます。要は敵の攻撃は単なるテキストで表示されるのではなく、敵の弾幕をかいくぐることで攻撃を回避する事ができます。その難易度が後半になるにつれて、ゲームに慣れていない人は辛くなるんじゃないかなーという懸念があります。またゲームする上で苦手な人は相当ストレスになるじゃないかなと思っております。私自身は新鮮で面白かったですが、結構キツイ弾幕が後半は来るんですよね(笑)

あとは、王道のストーリーを求める人には向かないのかなと。RPGにドラクエやFFらしさを求める人もたくさんいると思います。敵を倒してレベルを上げていくようなやり方だとグッドエンディングには到達出来ないので、その辺でめんどくさくなってしまう人がいるかもしれないという心配もありますね😅

終わりに

私自身まだ一周しかプレイしていませんが、すべてのエンディングを見てみたいと思うほどにこのゲームは気に入っております。YouTube等でもネタバレ動画はたくさん配信されておりますが、絶対に前情報なしにプレイしてください!

私より先に長女がプレイしていたんですが、なかなか途中難しいボスがいたり、パズルが解けなかったりとしていて大人が助けなきゃいけない場面がありました。小学生低学年には少し難しいゲームなんですが、個性的なキャラクターや音楽は小さい子供の心にも残るようでした。キャッチコピーの「誰も死ななくてよいやさしいRPG」(うろ覚え)っていうのも、小学生低学年にも安心してプレイさせる事ができると思いました。

今回はニンテンドーストアのセールで購入しましたが、定価で購入しても全然損はしないような内容だと思いますので、気になっているけどプレイしてない人は是非プレイしてみてほしいです。私はコレクター気質なのでパッケージ版が欲しくなってきてしまいました(笑)

今回も乱文失礼致しました!また次回!


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