- タイトル:クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡
- 上映時間:99分
- 公開年:1997年
- 興行収入:11億3千万円
- 監督:原恵一
- 内容:かつて暗黒魔人ジャークを封じ込めた埴輪と、ジャーク復活のカギとなる2つの“タマ”――。
――今、その“タマ”をめぐって、世界征服を企むホステス軍団と、それを阻止しようとするオカマ3兄弟の対決が始まった! “タマ”の1つをひまわりが飲み込んでしまったため、争いに巻き込まれたしんちゃん一家が東日本をまたにかけ、所狭しと駆けめぐる!!
銀座のクラブのママ玉王が率いるセクシーなホステス軍団に、世界一強~い男ヘクソンが加わって今度の敵もパワフル&パワフル!でも、絶対負けられないゾ!
見どころ1:ひまわりの映画デビュー作!
言わずと知れた、ひまわりのデビュー作です。
エンディングテーマもひまわりをテーマにした「ひまわりの家」です。名曲です。一度聴いたら頭に残ります。
ひまわりのデビュー作なので作中の重要人物としてひまわりは扱われるのですが、あくまで主人公格というわけではなく、しんちゃんがお兄ちゃんになったことでの成長が描かれています。しんちゃんがひまわりのために身を挺して戦う姿が描かれます。
見どころ2:魅力的なオカマ3兄弟
初期のクレしん映画にオカマは欠かせない存在で、毎回のように出ているわけですが、結構敵キャラとして出てくることが多かったのですが、この映画ではともに戦う味方として出てきます。
3兄弟のオカマなんですが、息子全員がオカマになるなんて親にしてみればその心中はどういうものなんでしょうか(笑)作中では「血筋が途絶える」と嘆いていましたが(笑)
オカマ3兄弟が敵とスーパーマーケットで戦うシーンがあるのですが、スーパーの品物を駆使して戦うシーンはちょっとクスッと笑えます。おいおいそんなので戦うのかよって💦
3人ともそれぞれ個性的なんですが、みんな坊主頭ってのが最高ですね!
見どころ3:七人の侍をオマージュ
心を読む強敵ヘクソンから守ってくれる用心棒的な存在で、七人の侍をオマージュした七人組のおっさんが出てきます。姿や名前もそのまんま七人の侍で、めっちゃ強いです(あっさり負けますが💦)ですが戦闘シーンは時代劇みたいな感じでめっちゃ迫力あります!
監督が七人の侍好きだったんでしょうか。
見どころ4:エンディングテーマとともに映画のエピローグ
この映画はエンディングが秀逸だと感じました。
それぞれのキャラのその後がエンディングテーマとともに一枚絵で描かれます。個人的にこういった演出は大好きです。なんかほっこりします。
エンディングテーマも素晴らしいです(さっきも言った)観た後はしばらく口ずさんでしまいますね。
総合評価:93点
この映画も万人にお勧めできるクレしん映画です。
みどころは紹介しきれていないところもあって、ひまわりを奪われてから野原一行が劇画調になってひまわりを奪い返しに行くところは爆笑必死です。作者の臼井義人が特別にカメオ出演していて、なぜかひろしに思いっきりぶん殴られるところとかマジ面白いです(笑)
最後のひろしとみさえが夫婦の思い出の歌を駆使して戦うところも印象に残ってます(メロディ聞くまで思い出せないひろしの不安な表情がグッドでした!)
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