映画レビュー「ターミネーター3」

おはこんばんちは!SEALと申します。

今回も引き続きターミネーター3を視聴しました。前にも視聴したことはありますが、学生の頃だったので内容はほとんどうろ覚えですね。でも公開当時はすごく話題になっていたのを覚えています。


あらすじ

サラとジョン・コナー母子が世界を救った時から10年後。T-800とつらい別れを経験したあの日に、自身の使命を果たし終えたジョンは、新たな人生の目的を模索するように、放浪生活を送っていた。すでに「審判の日」は過ぎ、マシーンと人間の戦争などは永遠にないように思えた。しかしスカイネットは存在し、ジョンの命を狙いつづけていた――。今回送り込まれたのは、T-1000を遥かに上回る性能を持つ「T-X」。プラズマ砲をはじめとする武器を備え、他のマシーンをコントロールするパワーを持つT-Xは、変幻自在な液体金属のボディをグラマラスな女性に変化させ、リストにある人間たちを次々と抹殺していく――。ジョンは新たに設定された「審判の日」が刻々と迫る中、自分の未来を自分の手に取り戻すための戦いを繰り広げることになる。そんな彼の前に再びターミネ―ターが姿を現す。今度のターミネ―ターは果たして、誰が、どんな目的で送り込んだのか?なぜ、スカイネットは滅亡しなかったのか?ジョン、そして母サラの運命は・・・?

今度は美女のターミネーター

前回の敵役ターミネーターは精悍な警察官風でしたが、今回は美女のターミネーターです。久しぶり観ましたし女優さんは申し訳ないですが存じ上げなかったのですが、すごく美人な女優さんだと思いました。役柄なのでしょうがないですが、無表情でもこれだけ美人に見えるのだから相当に美人なのでしょう。

前作のT-1000は、実体はすべて液体金属で構成されていましたが、今作のT-Xはスケルトンの本体があり、それに液体金属が覆うような感じで人間の姿形を構成しています。T-800とT-1000のハイブリッドみたいな感じです。

T-Xは離れた機械やコンピュータにも遠隔でアクセスでき、無人の自動車や重機を操ることもできます。スカイネットのロボットも操られていましたし、T-800もジョン・コナーを襲うようにプログラムを書き換えられていました。

T-1000と比べてターミネーターとしての強さではどうでしょう。個人的にはT-1000の方が液体金属のみで構成されているため、倒しづらいような感じがしてます。液体なので色々なところを通過できそうだし暗殺向きかな。でもスケルトンの骨格があるT-Xの方が馬力はありそうだし、対ターミネーターではT-Xの方が真価を発揮しそう。というか、対ターミネーターのために作られたみたいなことを本編で言ってたような気がします(笑)

結末をあのように持っていったのは挑戦的

ターミネーター2でジョン親子を守り抜き、スカイネットの根源を断ったことにより未来でのAIの反乱を未然に防ぐことができたというのが、前作の結末でした。

今作では結局スカイネットが空軍によって開発されており、自分たちの繁栄のためにスカイネットを起動したつもりが、AIが瞬時に自我を持ち世界中のネットワークにスカイネットが広がって人類を滅ぼそうと核を発動するのが結末でした。要はバッドエンドですね😅結局は終末的な世界を防ぐことができずにいるんですが、未来のジョンはたぶんスカイネットを破壊するためにT-800を送り込んだわけではないと思っていて、あくまで未来のジョンが在り続けるために母親と幼い自分の救済が目的だったと思っています。そう考えるとあの終末的な世界は未来のジョンの望むところだったと思うので、そう考えるとあながちバッドエンドでもないのかなー思ってたりします。

スカイネットが起動してしまったあと、コナーたちはスカイネットの中枢を破壊しようと開発者が示したシェルターみたいなところに行くんですが、実際はスカイネットの中枢は存在せず、要人専用の核シェルターがあるのみでした。T-800もスカイネットの中枢はそこにあるとジョンに助言するのですが、これがコナーを核から守るためについた嘘なんですよね。T-800はスカイネットの中枢がそこにないことは知っているはずだったので。今作のT-800はターミネーター2のそれとは別の個体なので、またコナーに触れ合うことで少し人間臭くなっているT-800が良かったです。

そしてT-Xとのラストバトルでは、操られながらもよくわからない力を発揮して再度コナーを助けに行き、T-Xもろとも自らの体内の水素爆弾を爆発させて自爆する、という結末でした。

終わり方は2には及ばずとも、これはこれで面白い結末だったかなーと思ってます。ハッピーエンドではないですけど、本来の世界線に収束していくだけなのでそんなに後味の悪さもないですし、このあとシリーズも続いていきますからね。

総評

ジョン・コナーの配役は賛否両論ありますが、私は別に否定的ではありません。ターミネーター2の子役が美少年だっただけに不自然さは否めませんが、今シリーズにおいてそこはあまり重要ではないと思いますし。

余談ですがこのターミネーター3、DVDやBlu-rayの相場が高騰しているようです。たぶん当時は作品が酷評されていてあまり売れなくて世に出ている枚数が少ないのかもしれません。Blu-rayは現在の相場は中古で10000円超えるみたいです(笑)Amazonプライムでも近日配信を終了するみたいなので、また少し高騰していくかもしれませんね😅

作品としてはSFアクションとしてすごく面白いし、シリーズ3作目としてみても良作だと思っています。洋画ってシリーズを追うごとに駄作になっていくイメージがありますが、この作品はクオリティを損なうことなく、高水準よ面白さを追求できていると思います。

ターミネーター2で綺麗に終わっただけに、これを観てしまったらあとはターミネーター4を見ないわけにはいかなくなるので、近いうちに視聴しようと思っております!

ではまた👋

コメント

タイトルとURLをコピーしました