おはこんばんちは!この時期、我が家の恒例となっているドラえもん映画を子供たちと劇場で観てきました!
最初にことわっておきます!今回のレビューは懐古厨の老害みたいなレビューとなります。やはり今回は旧シリーズのリメイクということもあり、昔のドラえもんと比べてしまうんです。子供達は普通に楽しめていたようなので、純粋な気持ちで観るのが1番良いと思いますね(笑)
あらすじ
夏休みにキャンプの行き先で意見が分かれたのび太たちは、ドラえもんの提案で海の真ん中でキャンプをすることに!ひみつ道具の「水中バギー」と「テキオー灯」を使い様々な生き物に出会いながら海底キャンプを楽しむ5人。 沈没船を発見したことをきっかけに、謎の青年・エルと出会う。なんと彼は、海底に広がる<ムー連邦>に住む“海底人”だった!陸上人を嫌っている海底人はのび太たちを信用することができない。そんな中、「鬼岩城が…活動を始めました!!」との知らせが届く。海底人が恐れる“鬼岩城”とは、一体何なのか…? 仲間を信じる心を胸に、地球の命運をかけた大冒険に、いざ出発!
ストーリーは旧作に忠実。でも蛇足のような要素あり
ストーリーは若干の脚色がありましたが、概ね旧作に忠実な作りとなっております。新ドラえもんのリメイクは旧作から大きく改変されたストーリーになることが多いのですが、海底鬼岩城については大筋のストーリーは旧作と同様となってます。
ほぼ旧作通りなんですが、やはり蛇足のような付け足しはありますね。エルの住むムー連邦の老婆とか、必要だったんでしょうか。
この老婆が、過去(若い頃)に鬼岩城からの唯一の生還者ということで、ドラえもんたちの導き手みたいな役割を担っています。老婆がいることでアトランティスへの潜入方法だったり、女の子なら鬼岩城まで潜り込めるみたいな気づきをドラえもん達に与えますが、はっきり言って老婆の存在は蛇足感が否めません。旧作では老婆がいなくてもなんら違和感は感じなかったので。
あと、ところどころで原作のセリフや細かく重要な描写がカットされています。特に、バギーとしずかちゃんのやり取りの中で、バギーが「しずかさんのためなら壊れてもいい‥」と言い、しずかちゃんがバギーの涙を見て「あれ?涙‥」、バギーが「これはオイル漏れ‥です‥」というやり取り。これはカットしちゃダメでしたよ。バギーがしずかちゃんの涙に反応してポセイドンに特攻するための伏線なのに。バギーが涙というものを学習するシーンなのに。
ポセイドンや鉄騎兵の怖さは減少
ここが1番の残念ポイント。
鬼岩城やポセイドン、鉄騎兵の禍々しさや不気味さが旧作のそれと比べてかなり減少してしまっています。鬼岩城に乗り込むところも、リメイクはかなり駆け足気味であっさりポセイドンに辿り着いてしまいますし、何よりも旧作ではしずかちゃんのところまで来れたのはドラえもんだけだったのに、今回はのび太も一緒でした。旧作のドラえもんが力尽きた時の絶望感みたいなのは今作では感じることは出来なかったです😭
何よりポセイドンの「女性の情報が欲しかったから」という理由で、過去の老婆やしずかちゃんを生かして連れてきた、という文言。正直、「???」って感じでした。ちょっとポセイドン、すごい小物感を感じてしまいました(笑)
そしてしずかちゃんの涙に反応してバギーが飛び出し、ポセイドンに特攻する名場面も、映像のクオリティはリメイクの方が圧倒的です。圧倒的なんですが、何かが足りない。旧作が好きな人だったら共感していただからと思うんですが、クオリティは申し分ないのに、あっけなく描かれてしまったというのが感想です。
最後に
私はめっちゃドラえもんが好きで、特に旧作の映画シリーズは本当に子供の頃から何回も見ていてセリフまで覚えているくらいです。物心ついた頃からドラえもんを観て育ってきました。だからこそ毎年ドラえもん映画は劇場で拝見していますし、すごく楽しみにしています。旧作が好きすぎて比べてしまうからこそ、辛口な感想になってしまいます。
旧作の大長編シリーズには独特の、藤子・F・不二雄先生の「らしさ」が溢れていました。その「らしさ」の正体は言葉では上手く説明出来ませんが、藤子先生の安定感や安心感、独特の雰囲気、そういった原作をそのまんま映像化したのが旧作の大長編だと思っています。おそらく藤子先生は映画の制作にも深く関わっておられたのでしょう。そうでなければ映像にあんなに藤子先生の「らしさ」は出ませんから。
藤子先生の亡き後は、色々な作家さんやクリエイターの個性が影響されて、最新の技術もふんだんに使われて非常に映画としてはクオリティが高いのですが、旧作の「らしさ」を忘れされてしまっていると思います。
今作の映画も感動しましたけど、もし旧作の大長編を観たことない人がいれば、是非観ていただいて藤子・F・不二雄先生の「らしさ」を感じてもらいたいなーと思っております。
ではまた👋

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