- タイトル:ワンピース 珍獣島のチョッパー王国
- 上映時間:55分
- 公開年:2002年
- 興行収入:20億円
- 監督:志水淳児
- 内容:宝が眠ると噂の王冠島へ向かうルフィたちは海底火山の爆発に巻き込まれ、メリー号ごと飛ばされる。落ちた先は偶然にも王冠島。一行は途中で船から落ちたチョッパーを探すため島の探索を始める。その頃、チョッパーはなぜか島の王様として崇められていた。
おはこんばんちは!SEALと申します。
今回はワンピース劇場版第3作目、珍獣島のチョッパー王国をレビュー致します。今回からはチョッパーが加入して初めての劇場版です。今やワンピースのマスコットキャラクターと言っても過言ではない人気キャラですが、この映画のように初期の頃はどこかもっさりした感じを残したキャラクターでした。新世界に比べてもだいぶチョッパーは頭身が変わってると思いますが、私はこの頃のチョッパーが1番好きです😊
今作の悪役は劇場版では珍しく悪魔の実の能力者ではありません。動物のツノを食べて形態変化させる特異体質ではあるんですが。王冠島の王様のツノを巡ってバトラー伯爵との戦いを繰り広げます。バトラーの手下には蛇のような剣を使うヘビー総裁と、鉄をも砕く蹴りを得意とするホットドッグ将軍が仕えます。ここで面白いのが、剣の使い手のヘビーをサンジが、蹴りを得意とするホットドッグ将軍をゾロが相手をします。ヘビーとホットドッグを苦戦しながらも撃退するのですが、どちらの相手も剣と蹴り、ゾロとサンジがお互いを認めあうかのような決着の仕方が面白かったですね。ただ、特にサンジの戦闘シーンは前作のあの神がかった戦闘と比べると、ちょっとあっけなかったなーと思ってしまいます(笑)
チョッパーはちょうど王冠島に雲がひとつなぎにかかったタイミングで島に降り立ったことによって、王冠島のただ1人の人間、モバンビーに王冠島の新たな王として迎え入れられます。まあそれは勘違いなんですけど、バトラー伯爵はチョッパーを王冠島の王様と思い込んでチョッパーのツノを狙ってきます。本当の王様のツノは、もうすでに生き絶えた先代の王、キリンライアンのツノなんですが、モバンビーは親友のチョッパーを助けるためにキリンライアンのツノを持ち出してバトラーを誘い出します。最後はチョッパーとルフィの共闘でバトラーを倒します。すごいサクッとしたあらすじですがこんな感じです。
今回もかなりギャグ多めの内容になっていますね。バトラーとか顔もキャラもギャグですし(笑)結構憎めないやつです。例によって最後はルフィによってぶっ飛ばされてしまいますが。
今作で1番刺さったセリフは「強さってのは力でも、技でもねぇ。心だっ!」です。意外にもこれ言ったのゾロなんですよね。あんまり言わなそうじゃないですか?こういうこと。
かなりギャグ要素強めの作品となっていますので、シリアスな感じが好きな人には勧めませんが、初期のワンピースっぽくて良い映画だなと思いました!上映時間も55分と観やすいのでぜひ観て見てください。
今作も今現在Amazonプライムにて視聴可能です!ではまた👋
コメント
eaCWt aKbr OqyI kQNY ByBOJS