- タイトル:ワンピース スタンピード
- 上映時間:101分
- 公開年:2019年
- 興行収入:55.5億円
- 監督:大塚隆史
- 内容:海賊の、海賊による、海賊のための、世界一の祭典 海賊万博。「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエ ナ・フェスタからの招待状を手にしたルフィたち麦わらの一味。導かれるまま会場に着くと、華やかなパビリオンが所狭しと並び、最悪の世代をはじめとする多くの海賊たちも群がり、大きな盛り上がりをみせていた。 万博の目玉は「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」。宝を手に入れ名を上げたい海賊たちによるお宝争奪戦の火蓋が切られた!しかし、海賊たちが熱狂する万博の裏では、別名「最悪の戦争仕掛け人」フェスタの凶行が張り巡らされ、海賊たちを一網打尽にしようと海軍までもが動き始めていた―――。 時代の覇権を左右するお宝争奪戦が熱を帯びる中、突如、元ロジャー海賊団「“鬼”の跡目」と呼ばれた男ダグラス・バレットが乱入。ルフィたちの前に恐るべき脅威となって立ちはだかる! 狂乱する海賊と、事態の収束を諮る海軍、さらには王下七武海、革命軍までもが参戦。敵味方入り乱れ類を見ない大乱戦が巻き起こる。お宝争奪戦と海賊万博は予測不能の大混乱へと陥って行く!!
おはこんばんちは!SEALと申します。今回も、ワンピースの映画レビューとなります。よかったら最後までお読みください!
今回紹介するワンピース映画スタンピードは、一言で言えばオールスター、今までのワンピースファンの為に作られたお祭り映画となっております。かといって、ストーリーとして破壌しているわけでもなく、ワンピースファンならば熱くなるような演出で溢れております。
まず今回の敵は、海賊王ゴールドロジャーの元クルー、「鬼の跡目ダグラス・バレット」です。ダグラス・バレットは個の力に固執しており、仲間がおりません。なので今回はバレットvs新時代の海賊たちのような構成になっております。原作やアニメではこの時はワノ国編真っ盛りの時ですが、その時に人気のキャラクターがオールスターで出演しているような映画です。ルフィがギア5に成ることはなかったので、ワノ国編前の時系列で捉えていればと思います。ワノ国編で活躍するキッドやキラー、ホーキンスやドレーク、アプー等も普通に出てきます。カイドウ傘下のホーキンスやアプーが出るのは原作勢からするとちょっと違和感があるかもしれないですが、視聴した感じ全然違和感がないです。
この映画の見どころを言うとするなら、個人的にはウソップに尽きると思いますね。やはり麦わらの一味にとってウソップは欠かせない存在だなと。エニエスロビー編ではルフィとメリー号をめぐって大喧嘩をして船を降りるところでしたが、ここにきてルフィとウソップの絆がまた描かれていてファンとしては嬉しく思います。ホールケーキアイランド編ではルフィはサンジがいないと海賊王になれないと言っていましたが、ウソップがいなくても海賊王にはなれないと思います。実際そのようなセリフはありませんでしたが、そう思いました!
そしてこの映画ではさまざまなバトルが描写されます。サンジvsスモーカー、ゾロvsイッショウ、スモーカーvsサボ、そしてクロコダイルやボア・ハンコックもバレットとのバトルに参戦します。他にもあるので挙げればキリがないのですがまさにオールスター、お祭り映画として遜色ない仕上がりになっていると思いました。
キャストにはダグラス・バレット役に磯部勉さん。洋画を中心に活躍するベテラン声優さんです。文句なく存在感がありました。そしてブエナ・フェスタ役にユースケ・サンタマリアさん。この配役が個人的にはベストマッチ!プロの声優さんと比較しても負けず劣らずの存在感を示していましたし、ただただ上手いです!私はエンドロールを見るまでプロの声優さんだと思ってました(笑)他にも指原莉乃さんとかチョイ役で出演しています。バレットはベテランの声優さんだったのですごく安心感がありました。近年のワンピース映画はボスキャラにはタレントさんではなくベテラン声優を起用してくれるので良いですね!
また、音楽のところではやはり往年のワンピースファンを唸らせる演出があります。ウソップがルフィを担いで助ける場面では最初のエンディングテーマの「メモリーズ」が、ルフィがダグラス・バレットを撃ち倒す場面では最初のオープニングテーマの「ウィーアー」がそれぞれ流れます。メモリーズはBGMとしてですが。この名曲を流すことに往年の、初期からのワンピースファンに向けたファンサービスに溢れた演出だと思いました。めっちゃ感動しました!
毎回恒例の、今回もスタンピード仕様の麦わらの一味の衣装も用意されています。中でもナミとロビンの衣装はいいですね。セクシー&グラマラス、フィギュア化もされています。映画の公開時期が8月だったので夏休みがテーマだったようです。たしかに、言われてみれば夏っぽいと思いました?
最後に、ルフィはバレットとの戦いに勝利してラフテルへのエターナルポースを手に入れますが、クロコダイルに奪われそうになったところ破壊するところがめっちゃかっこよかったです。その時に流れるロジャーの回想シーンも胸熱でした。ワノ国編ではロジャーの冒険も回想シーンで描かれるので、そのシーンを知っているとさらに熱いです!
今回も乱文失礼しました。近年はワンピース映画も数年に一度の公開頻度となりファンとしては寂しい限りですが、毎回確かな出来栄えで満足しています。この映画もAmazonプライムで視聴可能となっております。ぜひ気になった方はご視聴ください!
ではまた👋
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